銀行にとって、口座数確保は最重点事項ですが、最近の少子化・高齢化により若年層の口座数の伸びが減少し、
今後の銀行運営が心配されています。
この様な現状を変えようと、地方銀行は、地元の若者、特に学生(将来の「お得意さま」)を対象にしたPRを加速しています。
報道によれば、
1)各支店に無料でコーヒーが飲めるカフェを置いたり
2)若者のATMの手数料を終日無料手数料を終日無料にしたり
3)交流スペースの設置・・・将来のお客さまになる期待でから
4)支店内でイベントの開催・・・「美肌セミナー」等、若者に関心のある内容
5)学生への仕送りに・・・保護者から学生への送金の手数料が無料等々
過去には、子育て相談教室を開催していた銀行もあります。
今後どのようなサービスが提供されるか期待ですね。
一方で、最近の人手不足、求人難から優秀な人材確保の為には地元の学生へのアプローチも重要な課題となっています。
各支店で、地域企業の求人情報の案内など店舗ネットを活かした地域貢献も大切になっていくのではないでしょうか。
地域活性化が地方銀行、信用金庫等の地域金融機関の役割と金融庁も位置付けている様です。東京等の大都市圏ばかりではなく、地方もそれぞれの特長を活かして経済活動が活発になることが望ましいと想います。