最近ニュース、新聞等でビットコインという名前をよく見聞きします。
ビットコインとはいったどのようなものでしょうか。先日テレビで放映されていたので私なりにまとめてみました。
一般的に現在発行されている通貨は各国の政府の定めに従い、中央銀行や商業銀行が発行しているものを言います。
それと異なりビットコインはネットのみで使用できる世界共通の仮想通貨です。特定の国や銀行が発行しているものではないので法定通貨ではありません。
最近では、国情が不安定で自国通貨に信用力がない国では、法定通貨の中でも信用力があるドル、ユーロ、円を保有するのではなく、自国通貨をビットコインに替えて保有する人が増えてきています。
ビットコインのメリットは、
1.ATM・送金手数料は不要
取扱い場所があればどこでも使えコストが安い
2.相互監視システムにより安全が担保されている
マウントゴックス事件ありましたが、ビットコイン自体の問題ではありませんでした
ビットコインのデメリット(不安)は
1.パスワードをなくしてしまうと使えなくなる
現在、保護サービスは存在しています
2.サーバーへのネット攻撃は、ブロックチェーンで対応している
理論上ほぼ安全は担保されています
3.ネット上のトラブルへの保証はない
現在法整備中
ビットコインの現状
1.投機仮想通貨として、ビットコインを購入している人が多い
6年前に1BTCは10円 現在の相場は、7万円程度となっている
2.ビットコインで公共料金の支払いができるサービスもスタートしている
2015年時点でビットコインを決済手段として認めている企業は10万社を超えている
仮想通貨としてはコストダウンと狙って、三菱東京UFG銀行が「MUFGコイン」を発行し、さらにみずほグループも技術検証中です。
現時点でこの種の通貨の中で最大の時価総額をもつビットコイン。まだまだこれから注目が集まりそうです。