リバースモーゲージローンの取扱いが増加していると報道がありました。
以前「
現在は地銀を中心に約30の金融機関が取り扱っています。
増加理由は、親として子供に負担を掛けたくないという思いや、核家族化して両親のもとへ帰ってこないことから将来この家を引継ぐ子供たちがいないのならとリバースモーゲージを考える人も多いのではと思います。
いわゆるゆとりある老後生活のための現金を借りる商品ともいえますが、利用に際して以下のリスクが考えられます。
①想定以上に長生きする
借入金が不足してしまう可能性がある。
②地価が大幅に下落する
借入残高が担保価値より下落する「担保割れ」が発生する
③借入金利が上昇する
利息の負担が増える。金融機関によっては毎月利息の支払いを求めるケースがある
また他の方法として、
①小規模のマンションを購入し、売買の差額を手元資金にする
②売却代金を手元に置いて賃貸で生活する
今後、高齢になればまとまった資金が必要になるケースもあります。
いざという時に「現金化の方法」を事前に考えておくことも必要のようです。