インターネットで、求人サイトを見ると、「就職お祝い金を差し上げます。」というフレーズを見かけます。
調べてみると、人手不足の業界では、就職お祝い金を求職者へ支払うことで人材募集を行っているようです。
特に、薬剤師、看護師等は人数の確保が難しい為、支払うケース(30~50万円程度)が多いようです。
学校は出たけれど就職できない学生が多い中、ある業種では慢性的な人材不足状態が起こっていたのです。
ところで、最近は景気が回復し、首都圏で飲食店のバイト争奪戦も発生しているようです。アルバイトへも「採用お祝い金」を用意するとの内容の報道がありました。
時給を高くすると、正社員給与や既存アルバイトとの逆転現象が発生してしまうことも。その為、一時金で対応しようとしているようです。
卒業したけど、仕事が見つからない大学生が、せめてアルバイト・パートでもと、応募するケースも多いようですが、アルバイト・パートは、非正規雇用であり、将来的な安定には繋がりません。正規雇用を目指した就職活動を頑張りましょう。