新聞で、ある地方銀行が農業法人を設立し行員を出向させているという記事がありました。
しかも、農業はずぶの素人の行員が地元農家の指導を受けながら農作業しているというものでした。
今回の狙いは農協に負けない農業経営のプロを内部で育て、農業金融の世界に風穴を開けることにあるのだそうです。
そもそも、金融機関のリスク管理は各業界の指標を基に判断するため幅広い知識が必要とされています。一方で今回の試みは、各業界の専門家を育て商社のような機能を持つということにようです。
今、金融機関が各種ファンドを設立し参入している時代。
その地方に取って成長分野に自ら参入する試みは応援していきたいですね。