新年度を迎え、街では希望に満ちた新社会人が通勤電車に乗り込んできます。アベノミクスの影響か、今年の就職内定率は昨年を上回り4年連続で上昇しています。また、団塊の世代も65歳を超え現場を離れたことも大きな要因のようです。
ところで、今年から選考活動の解禁時期が大学4年の4月から8月になります。学問をもっと学ばせるのが目的のようですが、これには企業も学生も戸惑っているようです。
就職先の選択にはどこをポイントにするのかを知合いの学生に聞くと企業の安定性、休日、残業時間、給与水準、勤務地が大きな要素なっているとのことでした。
また、会社情報サイトの該当の企業に勤務している社員やその企業を知る人たちからの情報もポイントの一つとなっているようです。
一方、離職して就職活動している皆さんから見た「希望する会社」はどの様なのでしょう。
就職して3年以内に退職する若者が多い中、あるハローワークで集めたアンケートによれば下記のような順位となっています。
①「休日をとりやすい」
②「仕事と家庭の両立支援策が充実」
③「パワハラ・セクハラのない職場」
④「上司からのフォローアップ体制のしっかりした会社」
社員を採用する会社側にも参考になる意見ですね。
就職は、人生設計の大きなスタートです。
しっかり業種・業界を研究し、自分に合った会社が見つかるといいですね。