テレビでも報道されていますが、「11月11日は何の日?」と聞くと、若い人は「ポッキーの日」と答える方が多いようですが、厚生労働省では11月11日を「いい日いい日」にかけて「介護の日」とし、その前後二週間(11月4日~17日)を福祉人材確保重点実施期間として介護に関する啓発を重点的に実施する日としています。
最近、住宅街の至る所に介護施設があり、送迎車が走っている光景をよく見かけます。一般に在宅介護、介護施設への入居等、問題を抱える現役世代も多く、実際どのような介護施設があり費用はどの程度必要なのか、また民間の保険の種類も研究しておくことも重要でしょう。
民間の介護施設では入居一時金が必要な施設が多く、金額も不要の施設から億単位必要な施設もあります。
介護施設の種類 | 費 用(自己負担額) |
特別養護老人ホーム (介護保険施設) |
初期費用は不要 月々5万円~17万円程度 |
介護老人保健施設 (介護保険施設) |
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介護療養型医療施設 (介護保険施設) |
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有料老人ホーム (民間事業者) |
初期費用が必要の場合がある。 有料老人ホームは数千万円のケースも 月々10万円~30万円程度 |
グループホーム (社会福祉法人や地方自治体、NPO) |
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ケアハウス (民間事業者=自治体の助成を受ける) |
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サービス付き高齢者住宅 (民間事業者) |
在宅介護では、通所介護(デイサービス)、訪問介護の制度がありますが、今デイサービスには「お泊りデイ」というサービスがあります。ところが、TVで報道されていましたが過当競争から行政の目の届かない劣悪環境の施設もあるようです。
老人ホームの不足から介護難民(待機老人)が524千人もいるそうで介護難民の救済に行政も早急な手を考えてほしいものです。
また、介護が必要な時期にならなければ現実の問題として考えませんが、年金と同様に今のうちから家族の介護と将来の自分の介護費用を考えていくことも必要ですね。
<民間の保険会社の介護保険>
要介護や要支援の状態になった場合、一時金や年金型で支給される保険商品を提供しています。各社により支給要件が違っていますので、加入には将来のことを考えて検討しましょう。