愛想尽かしは金から起きる
金回りが悪くなると態度が変わり不仲になる。
女性が男性に冷たくなるのは結局、金銭が原因である場合が多い
類語:金の切れ目が縁の切れ目
商い三年
どんな仕事も3年は辛抱しないと儲けも成功もないという教え。
仕事というものは辛いこともすぐに放り出しては結果が出ない。
類語:石の上にも三年
悪銭身につかず
ギャンブルなど不当に得たお金や楽に手にしたお金は、浪費してしまい手元に残らないものだ 。
あぶく銭ともいう。「あぶく銭」はひとのために使った方がいいといわれている。
一獲千金
大金を一掴みですくい取ること。
一度に労せず利を得ること。
商いは牛のよだれ
牛のよだれのように細く、長く、切れ目なく粘りをもって仕事は続けるもの
利益は細くとも粘り強く信頼を保ち続けまた、努力が大切だ
朝駆けの駄賃
朝は元気がよく、物事がたやすく進むもの。朝早い方が能率が上がるたとえ
朝寝坊は貧乏のもと
朝寝坊しているようでは損することも多くなり貧乏になり生活にも窮するようになる
類語:朝寝八石のそん
あるとき払いの催促なし
返済の期限はなく催促もしないという借りた者にとって最も好都合な借金
慌てる乞食は貰いが少ない
先を争って貰おうとすると、反感を買って入りが少なくなるものである。
急ぎすぎると、かえって悪い結果を招くという戒め。
先を争ってもらおうとするとかえって損をするということ。
一銭を笑う者は一銭に泣く
わずかなお金を粗末にする者はわずかなお金のなめに泣くことになるということ。
わずかなお金も決して粗末にしてはならないという教え。
いつまでもあると思うな親と金
親と金はいずれなくなるもの。独立心をもって倹約をする心を養うという戒めの言葉
海老で鯛を釣る
少しの元手や労力で多くの利益を得ること。
大遣いより小遣い
まとまった出費よりも、普段のこまごました出費のほうがかえって大きな出費になるということ。
親子の中でも金銭は他人
たとえ親子の間柄でも金銭に関しては他人と同じようにけじめはしっかりつけるべきもの。
また親子であっても金銭に関してはよそよそしいものであるという意味もある。
稼ぐに追いつく貧乏なし
常に一生懸命働いていれば貧乏に苦しむということはないということ
金があれば馬鹿でも旦那
お金を持っていれば周囲から尊敬され持ち上げてくれるようになるということ。
人柄だけでなく金の威光もあるということで、人にではなくお金に寄っているという拝金主義という意味でもある。
金がものをいう
世の中のことはたいていのことはお金の力で何とかなる、金次第ということ。
困難な問題が起こっても金の力で解決できる絶大な金の力のことを言う。
金と塵は積もるほど汚い
金持ちになるほど欲が深くなりケチになってしまうこと。
金は天下の回り物
お金は一つのところにとどまってはいない。
お金は世の中を回っているものだから、いつかは自分のところにもやってくるかもしれないので貧富は決まったものではない。悲観するなということ。
金の草鞋で捜す
すりきれない金属製の草鞋を履くという意味から、準備をしっかりして辛抱強く歩き回って探すこと。
金なき者は金を使う
お金のある人ほどお金の大事さを知っている。
お金の無い人のほうがかえってお金に執着心がなく浪費してしまうものだ。
金に糸目をつけず
糸目とは、縫い糸の端に作る玉のこと。糸目がないと縫ってもすぐ糸が抜けてしまうことから、惜しげもなく金をいくらでも使うことをいう。
金の切れ目が縁の切れ目
金銭だけで成り立つ関係は、お金のあるうちはちやほやされるが、お金がなくなると関係が終わりとなってしまうことをいう。
金の光は七光
お金の威力は絶大なものである。
金は三欠くに溜まる
義理・人情・交際の三つを欠くくらいがめつくないとお金は溜まらない。
人並みの生き方をしてくるようではお金は溜まらないということ。
金持ち喧嘩せず
喧嘩は損はしても得はしないと金持ちは知っているので、人と争うようなことはしないということ
聞いた百文よりも見た一文
人の話の百文の金より、わずかな金でも確実にある方が価値がある。
金字塔
後の世に伝わるような優れた研究や著作や不滅の業績のこと。
地獄の沙汰も金次第
地獄の裁判であっても金で自由になる。金力は万能であるということわざ。
辛抱する木に金がなる
辛抱強くコツコツ励めばいつかは成功する。財産も持てるようになるということ。
時は金なり
時間は金銭と同じく貴重vなものだから、無駄に費やしてはいけない。
猫に小判
どんなに価値があるものでも、持つ人によって何の役にも立たないことのたとえ。
豚に真珠。
残り物には福がある
じっと最後まで待てば思いがけない利益を得られることがあるので、欲張って急いだ行動に出るとかえって損をしてしまうこと。
裸一貫
元手になるのは自分の体だけ。自分の身体の他には何一つ資本となるものがないこと。
「貫」は貨幣単位で「一貫」は一文銭千枚にあたる。
早起きは三文の徳
早起きすれば健康に良く、何かしら得になるものだということ。
「三文」はわずかな金のこと。
安物買いの銭失い
値段の安いものは質が悪いから、壊れやすかったり使いにくかったりで結局買い替える羽目になり、かえって高くついて損をするということ。