以前から、懸案となっていた、他行あての振込時間が延長されることになったと報道されている。全国銀行協会が、24時間・365日、すぐに送金できる新たなシステムを稼働させたと報道があった。
キャッシュレス化推進にも必要なシステムだ。やっと・・・という思いがある。
今後、メガバンクや、信用金庫なども参加するので利便性は一層高まってくる。
ただし、取引している金融機関が時間延長に対応できなければ不可能だ。全銀協の説明では、今回は、参加金融機関のうち9割以上が、取り敢えず、平日・土日の少なくとも午後9時までに限定して新システムと接続するという。
今でも24時間対応かどうかが、顧客への差別化に繋がっている。今回の各金融機関のシステム稼働時間の延長が、電子取引等の拡大に大きく貢献する事になると思う。
今回、みずほ銀行は、来年にかけて新システムへの切り替え中で、暫く参加しないとの方針のようだ、同行では、10月6日~9日の間、ATM等の利用が出来ない等との報道があった。今回の切り替えは、大きな山場だったようだ。今のところ、不具合は報道されていない。来年2月まで、新システムの更新が続くそうだ。
システム変更による、ATMの利用停止等は、他の金融機関でもよく聞く。今後も続いていくだろう。そして、新しい商品やサービスの提供が期待されている。
一方で、流通業界でも、セルフサービスの拡大や、コンビニの無人店舗の実験が進んでいる。人手不足対策と、人件費削減には、避けて通れない課題だ。
スマホを決済端末として利用するケースは多い。今後、スマホ等の新しい決済機器が使えないと、お店も、利用者にとっても生活の利便性が損なわれるだろう。
金融機関の24時間・365日対応も課題の一つだった・・・