先日、テレビを見ていると、図書館が悩み相談を行っているという番組がありました。人口が最も少ない鳥取県の図書館が、ビジネスマンに図書館を活用してもらおうと、経営研究会等の開催時に、出張図書館を開催。結果として地元中小企業の相談(参考図書の案内等)を行っているという内容でした。この企画は、「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」(NPO法人知的資源イニシアティブ主催)に輝いたそうです。
図書館を改革したのは、ある1人の司書だったとのことですが、顧客のニーズから、持てるノウハウを使って、最適なサービスを提供するという単なる図書の管理に留まらない仕事でした。この番組を観て改めて、図書館司書の素晴らしさを感じました。
そういえば、私も卒論で悩んでいた時、大学の図書館の司書さんに相談したら、自分のテーマに合った参考資料をすぐに案内していただいたことを思い出しました。今でも、専門的な書物を探すときは重宝しています。「こんな資料ありますか?」の質問に丁寧に探していただけます。
新刊の話題の本を予約しようと検索すると少し遅れると100人待ちとかになってしまったりして、購入したほうが早なぁともう事もありますが、番組でやっていたような付加価値を考えると捨てたもんではありませんね。
地域の金融機関も、経営者向けの研修会、異業種交流等と各種の勉強会をよく開催していますが、図書館とかでもやることで地域が活性化するのはいいですね!