中古で購入したり新築で購入したマイホームも何年か過ぎると、ある程度のリフォームが必要です。しかし教育資金等で貯蓄を取崩して、ローンに頼るケースがあります。
リフォームローン利用のポイントは、可能ならローンは在職中に完済できる範囲に抑えるように考えるべきです。退職金での返済を考えがちですが、退職金は老後のためのお金。手を付けないのが原則です。将来の老後資金の為にも、出来るだけ負担は軽くする事が必要です。
一方、リフォームには、リフォームの目的によって、補助金が利用できるもの、また、ローンの返済期間とリフォームの条件により税控除が受けられる場合もあります。補助金等は各自治体で違っている場合もあります。各制度を調査の上、リフォーム内容を研究してください。
次に、ローンを利用する場合の金融機関の審査については、以下の項目に注意してください。
・リフォームの場合は、住宅ローンと同じような「借入時と完済時の年齢」に制限があります。
・また、住宅ローンが残っているケースでは、返済率は、住宅ローンとリフォームローン返済の合計金額が審査対象になります。
・審査基準は、一定の資産を保有しているので、借入金額にもよりますが、若干緩和されるケースが多く、リフォーム業者が金融機関の提携ローンを取り扱うケースでは、審査が有利になるケースもあります。
リフォーム業者は、営業する上で各種補助金の説明や、金融機関の提携ローンを案内しています。ですからリフォームを検討するなら、地元の複数の業者に当たって内容を検討するのが得策です。ローンの審査基準について不安の方は、業者と相談するのもお勧めです。