フリーローンはインテリアの購入資金、旅行資金、結婚費用等、さまざまな使いみちに利用できる使途自由のローンです。ただし、事業性の資金等は申込できません。使途自由といえども、利用目的の証明が必要な金融機関のフリーローンから、特に利用目的の証明書の不要な業者まで、銀行、信販、消費者金融業者と幅広く提供しています。
注意は、借入の翌月から借入期間の終了まで毎月返済が始まります。カードローンのように枠内で、自由に追加借り入れできるローンではありません。返済計画を具体的に考えておく必要があります。追加で借りたい場合は、再度申込む必要があります。
どこから、借入するか
金利で有利なのは、銀行です。結婚資金、旅行資金など目的に沿ったローンが数多く提供されています。目的ローンは、一般のフリーローンと比較すると金利も低めに設定されています。フリーローンを検討する前に目的ローンをまず検討してみましょう。また、銀行の場合は、住宅ローンの利用等取引している内容により優遇レートも用意されています。
スピードを重視するなら、消費者金融系の貸金業者です。
僅かな時間で、審査が終了しますので、急な出費には助かります。
小口の借入なら、主婦の方、学生の方も利用できます。
ただし、高額(100万円以上)の借入には、収入証明書等が必要で、借入にはある程度の時間が必要です。
申込みのポイントは、どのタイプのローンでも同じですが「信用情報」です。
審査では信用情報をチェックする事が決められています。信用情報機関には、申込の有無、融資の有無、借入残高、返済状況が登録されています。クレジットカードの利用履歴や、携帯電話の料金支払いも情報センターに登録されています。遅延の履歴がある場合は、否決されるケースが多くなりますので、日頃から、自分の信用は大切にしておいてください。
なお、フリーローンでの追加融資の申込みには、別途の契約になります。返済が2口になるということです。業者によっては、新しい契約で、前回の融資を相殺するケースもありますが、借り換え資金としては、「おまとめローン」という商品が別に提供されています。「おまとめローン」の方が、返済が1口になり、便利になります。
フリーローンは、沢山の資金使途に対応した商品です。多少金利は高めになりますが、幅広いニーズに対応しています。上手に利用しましょう。