金融機関の顧客満足度調査 みずほ信託銀行が初の首位に

金融機関の顧客満足度について、日経新聞社や、サービス産業生産性協議会などがランキングを発表しています。
今回の日経新聞社が実施した金融機関の顧客満足度では、みずほ信託銀行が一位となっていました。

日本経済新聞社が三大都市圏の個人を対象にした日経金融機関ランキング(第14回)で、みずほ信託銀行が顧客満足度で初の首位になった。2位の尼崎信用金庫は前回33位から大きく順位を上げた。3位は大垣共立銀行と埼玉りそな銀行。独自色の強い地域金融機関が上位に入った。
2018/2/3日経新聞

 具体的な評価方法は不明ですが、各判定機関では、信頼性、商品価値、顧客満足、その他等で企業価値や顧客満足度を判定しているようです。

 今年の日経の調査では、提供商品とサービス、提供金利、店舗数やATM数、営業日時等の評価点が高い金融機関や、地域に密着した独自のサービスを提供した地域金融機関がランキング上位10位以内に入っています。
 特に、一位のみずほ信託銀行は、社会の関心が高い介護相談や見守りなどの「生活支援サービス提供」が評価されたようです。

 ランクインした地域金融機関は、地域に密着したサービスが提供できているかどうかがポイントのようです。金融機関が、少子高齢化、日銀の低金利政策と厳しい環境の中で、地域NO.1を目指して活躍してほしいですね。

*ご参考 報道では、上位から順番に
1.みずほ信託銀行、2.尼崎信用金庫、3.大垣共立銀行、3.埼玉りそな銀行、5.ソニー銀行、6.東京スター銀行、7.新生銀行、8.住信SBIネット銀行、9.セブン銀行、10.イオン銀行、10.京都銀行となっていました。