「便利さ」はどこまで・・・?

 病棟 先日、知人の見舞いで病院へ、そこに大きな段ボールを持ったヤマト運輸の配達員がナースステーションの横を通って病室へ・・・
 病棟の廊下を歩いている配達人は少し妙に見えましたが、受取人は入院患者でした。
 丁度、該当の方は検査中で不在で、途方に暮れて持ち帰っていました。
 こんな配達もあるのだと思いました。入院して間もない方なのでしょう、配達日時の指定や、翌日配達してもらえるネット通販、本当に便利になったと思いました。

 一方で、その「便利さ」はどこまで必要なのか?という課題が各業界で議論されています。ヤマト運輸以外にも24時間営業しているファミリーレストラン、スーパー、百貨店等も、労働者不足から、営業日・営業時間や、店舗展開の見直しを迫られています。コンビニの一部からも働き手の不足に悲鳴を上げているところもあります。
 電通の新入社員が自殺し、サービス残業や、労働時間の過労死基準が大きな社会問題となっています。

 今年には、働き方改革から労働基準法の改正も成立するようです。
 少しでも働く労働者の環境が改善されることを期待しています。
 多少「便利さ」が犠牲になるのも止むを得ないですね。
ネット注文では、不要不急のモノはやたら頼まないことも必要ですね。