Wi-Fiが日本語で使えた・・・?

 先日、台湾旅行をしてきた夫婦と話をする機会がありました。
 出発前に、「台湾には、無料のWi-Fiスポットが数多くあり、どこでも使えて便利だから」と自宅以外では利用する機会が無かったiPad mini(Wi-Fi仕様)を持っていくよう勧めました。
 帰国後、iPad miniは使えたかを聞くと、「ホテルやあちこちで使えた。でも日本語で使えるとは思わなかった。」との返事。(唖然!)どこから説明すればいいのか焦ってしまいました。

 いま、地域の観光施設が訪日外国人向けのサービスの拡充から無料の公衆無線LAN「Wi-Fi」の導入を進めています。誘客だけでなく、訪れた観光客の満足度を高める取り組みが始まっています。関西広域連合(鳥取、徳島と近畿の計8府県と4政令指定都市)も無料Wi-Fiの輪を共通化する動きもあり、10月1日から運用開始のようです。
 また、各飲料メーカーもWi-Fi搭載自動販売機の展開を開始しています。自動販売機周辺で高速インターネット接続が可能で、すべてのWi-Fi機器対応で接続料無料です。
 情報インフラとして、観光客だけでなく地域社会の活性化や災害時などにも貢献しています。
しかし、日本国内の無料Wi-Fiスポットは外国に比べて少ないのが現状です。
 4年後の東京オリンピック開催までにはもっと整備され、気軽に利用できるような状態になることを期待しています。