断捨離(だんしゃり)

毎年、年末になると職場でも机の中やキャビネットなど周りの片づけをし始めますが、途中で時間がなくなり、この程度でまあいいか・・・とあきらめてしまうこともあります。また自宅では、高齢者や忙しい人などは費用を払いプロに整理を依頼するケースも増えているそうです。
愛着のある物や、いつか使うかもという思いからなかなか捨てられないという方も多く、最近テレビ等でも片付けや整理を行うプロの技が紹介されているのをよく観ます。

 先日、大手書店のプロが進める本に「断捨離(だんしゃり)」の解説本があると聞きました。
インターネットで調べると、片づけや整理整頓とは違い、モノへの執着を捨てることが最大のコンセプトたそうです。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなくストレスから解放されて心もスッキリすること。必要のないもの・使わないものを手放すことで、本当に必要なもの・本当に価値のあるものがさらに浮かび上がってくる と解説がありました。

若い世代を中心にモノを持たないライフスタイルが共感を呼んでいます。
情報が多い世の中、いつか研究しようと集めていた本や資料などの執着を捨てる必要があるようです。

*「断・捨・離」とは「断行 =執着を断つ」「捨行 =執着を捨てる」「離行 =執着から離れる」という考え方を応用した造語だそうです。